自転車の選び方について
運動不足、感じるんでしたよね?
最近すっかりご無沙汰だったスピスタくんことSPEED STER 55FB。改めて乗ってみたらやっぱり楽しくて自転車熱が再燃してきちゃったヤバいヤバい…
そんな自転車。バイクとはまた違う楽しさ、遊び方があり、実に面白いジャンルなのだが、いざ自転車買おうと片足突っ込んでも、自転車って色々種類があり過ぎてどれ選んだらいいか、これもうわかんねえなとなってしまう。俺もソーナノ。
自転車に興味あって、買おうか迷っている。これから買う予定だが自転車の種類、用途が分からない。そんな人のためにクッソ適当に選び方、というか大雑把な特徴を羅列していくからケツおっぴろげて神妙に待て。
スポーツ自転車を始めるにあたって
どんな趣味でもそうだが先立つもの、金!がないと始められない。
自転車、ここからはロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車と定義するが、それを始めるうえで必要な金額は
7万円~上限なし
と考えた方がいいだろう。スポーツ自転車の中でも良心的な価格で幅広い層に人気のGIANTのESCAPEくんや、GIOSのMISTRALくんでも本体価格で6万円近くなので、それにライトやらの保安部品、ヘルメットなどを追加していけばそれくらいの金額になってしまう。
この最低ラインはあくまでまるっきりスポーツ自転車に乗ったことがなく、道具やパーツを持ち合わせていない場合を想定した個人的な予想だから(逃げ口)まあ大体7万円、余裕をもって8~9万円あれば気持ちよくサイクルライフを始められるでしょ(適当)
この金額も自転車の種類によって大きく上下するから、ままそう焦んないで。
次は自転車の種類について説明するゾ
ロードバイク
2017 Giant Bicycle [CONTEND 2]
多くを語らずとも分かるでしょ(投げやり)
ロードバイクは舗装路を早く走ることに特化して進化を続けてきた自転車のカテゴリで、細身の高圧タイヤや強い前傾姿勢、ドロップハンドルなどの異形ハンドルが特徴。ウチのスピスタもロードバイクカテゴリに分類されており、その乗り味を初めて知ったときは一人ほくそ笑むくらい心から感動した。え?だからスピスタはフラットバーロードっつってんだろ(半ギレ)
とにかく早く走りたい。風になりたい。蟹になりたい(レ)人にはオススメなカテゴリ。基本的な用途としては
- ツーリング(積載少)
- サイクルイベント参加
- 輪行
といった感じだ。荷物もある程度載せられるから、長距離のツーリングも行けちゃうゾ
あと、普段使い(買い物etc)ももちろんこなすが、高価な車体故に盗難のリスクも高く、スーパーなんかの駐輪場に置くのは少し怖い。それにロードバイクには、馴染みのあるスタンドが付いておらず、駐輪するにはどこかに立てかける必要があり、立てかける場所がないと地面に寝かす他無くなる。汎用のスタンドを付けられないこともないが、チェーンステーやシートステーの形状によってはつけられなかったり、つけて立てたとしても、車体の軽さが仇となり、風などで倒れてしまう恐れがあるのだ。
恐らく、一般的にロードバイクが普段使いに向かないと言われるのはこういった要因があるからではないだろうか。
ちょいとネガティブなことも書いたが、得手不得手があるのは自転車もバイクも同じ。ロードバイクはとにかく速い。
因みに予算だが、ロードバイクを始めるなら
10万~上限なし
は覚悟決めろ。
マウンテンバイク
林道に突っ込んで糞まみれになりたいやつ。至急メールくれや。でおなじみのMTB。
未舗装路を安定して走行するために搭載されたサスペンションや、お太いタイヤが特徴的なカテゴリ。結構ガッシリしてるけど、なにかスポーツでもやってたの?
多少荒れた舗装や段差も気にせず走りたい。林道なんかに突うずるっこんでお山遊びしたい人にオススメなカテゴリ。MTBの基本的な用途は
- 街乗り
- 林道遊び
- ツーリング(乗り心地の良さと気合でクランク回せ。積載多)
こんな感じ。
太いタイヤやサスペンションのおかげで段差には滅法強いので、街乗り~ツーリングも行けてしまう。速度の維持は…ナオキです。接地面の広いタイヤとワイドなギア比で速い速度での巡航は難しいらしいけどお前どう?
エントリーモデルあたりならリアキャリアをつけるダボ穴が搭載されている車種が多いので荷物を乗せたりと多用途に使えそうなカテゴリ。
因みに写真のMTBはフロントサスペンションを搭載したハードテイルという分類になる。他には前後サスペンションがないフルリジット(大手メーカーの新車販売からは殆ど姿を消しました(無常)ハードテイルのフロントフォーク交換で実現可能。後述するファットバイクがそれの派生)や、後ろにもサスペンションが付いたフルサスペンションもあるが、クソ高い(20万円~)のと、平地を走るのに向かない可能性があるので明確にダウンヒルがしたいとか宙を舞いたいとか確固たる決意がない限りいきなり手を出すのはやめたほうがいい。
MTBを始めるなら
8万~上限なし
くらいは想定しておこう!
クロスバイク
2017 Giant Bicycle [ESCAPE R3]
ロードバイクとMTBのイイとこ取り、というと多少語弊が生じてしまうが、シティーユースからツーリングまでなんでもござれのカテゴリ。ロードバイクほど細くはないが、MTBほど太くもないタイヤは、街乗りでは非常にバランスがよく、多少荒れた路面も安定して走り、且つスピードも乗るし、アップライトな乗車姿勢のおかげで楽に乗ることができる。そして何といっても、スポーツサイクルを比較的リーズナブルに始められる。これに尽きるだろう。
このクロスバイクというカテゴリに関しては、具体的に何をしたい人向けといったオススメ方はしない。割となんでもそこそこ出来てしまうからだ。
- 街乗り
- ツーリング
- 輪行
街乗りは程よい太さのタイヤで乗りやすいし、普段使いを考慮して割と頑丈に設計されているためツーリングも行ける。軽い車体は輪行も苦にならない。
勿論ロードみたくスピードを維持しようと思ったら大変だし、MTBみたいに林道はいやーキツイっす。
そういった車種ごとの特技には敵わないが、丁度中間位置に立っているクロスバイクはバランスがいい自転車。その言葉が一番似合うとおもった(小並感)
クロスバイクを始めるなら
7万円~16万円
くらいと考えておこう。あ、そうだ(唐突)エントリーモデルにはスタンドが標準装備されているゾ
シクロクロス
2017 Giant Bicycle [ANYROAD 3]
グラベルロード、なんて呼ばれたりもする自転車。見た目はロードっぽいが、タイヤはブロックタイヤやセミブロックタイヤを履いている不思議な自転車。
不整地を走り、時には自転車を担いで階段を上ったり下りたりするシクロクロスレースに使われる自転車だが、不整地を走るってことは頑丈にできているってわけで、ツーリング目的で使う兄貴もいる。
ただ悲しいかな、実車を店頭に置いている店が少ないため馴染みが薄く購入候補から洩れるというのが常である。これを機に知っておいてほしいカテゴリ。
そんなシクロクロス、始めるなら大体
11万円~
くらいだろう
ミニベロ
コンパクトで可愛い(ノンケ)
折り畳み機構が付いている車種もあるが、機構が増えればそれに伴って重量や金額も上がっていく。
コンパクトな車体は、輪行時に強みを発揮する。車などにも簡単に乗せられる他、折り畳み機構付きなら、ロードやクロスが組み立てている間にさっと準備を完了できてしまう。
ミニベロは
6万円~40万円
くらいで始められるゾ
ランドナー
2017 Giant Bicycle [GREAT JOURNEY]
旅自転車。
多くの荷物を積載し長距離を走ることを前提に開発され、大型のキャリアや泥除けなんかを標準で装備している車種が多い。耐久性を重視している為車両重量は少し重めとなっている。
これからガチマンツ―リングに出かけるならランドナーも候補に入れていいかもしれない。
長距離ガチマン兄貴御用達のランドナーは
11万円~
くらいから手に入る
ファッ!?トバイク
胸にかけて胸に!
野獣先輩は一切関係ありません。あまり知られていないがこれもれっきとしたスポーツ自転車なのだ。
MTBよりもさらにお太いタイヤは、レの国のクッソ雪深い地方で変態親父達が雪遊びしねえかと作ったのが発祥。速く走ることが難しいものの、それ故悪路には滅法強く、幅広タイヤのおかげで接地圧が小さいため雪上でも走れてしまうのだ。これには現ちゃんもびっくり。
パーツ構成故に車重が少し重めだが気合でカバーだ!
ファッ!?トバイクを買うなら
10万円~50万円
といったところか
BMX
MACH ONE 20 - GT公式サイト | ジーティー MTB
飛んだり跳ねたりする自転車。
複数のセクションが設けられた専用コースでタイムを競う競技だったり、技の綺麗さを競ったりする競技用の自転車で、必要最低限の構成で変速機などはついていない。
行う競技項目によってBMXの種類も異なってくるし種類も多いのでここでの紹介は避ける。まあ、基本クローズドで楽しむ自転車で、トリックをかましたり、専用コースで走るにはうってつけの自転車。
※写真のように後輪のみにブレーキがついた車両での公道走行はできないのでその点に留意して、どうぞ
BMXは
6万円~
くらいだろうか
シングルスピード
こいつはシングルスピード(ピストと区別するため呼称)。公道走行に必要な前後ブレーキを搭載して販売されているから大丈夫だって安心しろよ成人の日だぞ。
よくある変速機などは付いておらず、シンプル is GOD
シンプル故に壊れる箇所が少ないのが利点だろうか。フリーハブを使っているのでペダルを漕がなくてもタイヤが空転するので前に吹っ飛ばされることもない。
よくブレーキなしの自転車と勘違いされるがそれとはまったくの別物。
ブレーキなしのピストバイクは固定ギア、つまりペダルを回すのをやめると後輪の回転も止まってしまうのだ。シンプルな見た目を重視してブレーキを取っ払い、それを利用してブレーキ替わりとしていたのだが、その状態での公道走行は危険なのは目に見えて明らかで、緊急時に停まれず不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう
なんてことになるのでノーブレーキピストでの公道走行は普通に違法です(半笑い)TDNと同じ運命を辿るかホモコップに捕まることになるので…やめようね!
シングルスピードは
10万円~
くらいゾ
以上ざっくりと纏めました。大まかなカテゴリは書いたつもりだけど、抜けてるところあったら教えてくださいなんでもしますから